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未来のガスについて

 
  1、メタンハイドレートとはどんなもの?
メタンハイドレートは氷状の固体物質で、メタンガスと水(氷)から出来ています。ある人はシャーベット状と言い、ある人は石鹸のような見かけをした白く冷たい物体などと表現しています。見た目は氷とそっくりなのですが、大きく違う点は、メタンガスの気泡を発しながら溶けることです。

2005年に愛知で開催された「愛・地球博」のガスパビリオンで「メタハイ・ワンダーステージ」の展示をご覧になった方もいらっしゃることでしょう。火を近づけると炎をあげて良く燃えるため、別名「燃える氷」とも呼ばれています。



未来の天然ガスエネルギーとして注目されている「メタンハイドレート」。 メタンガスと水(氷)という、とっても“ピュアな天然ガス”とも言えるのです。

石油の埋蔵量が将来的には頭打ちとなり、世界的な資源枯渇の恐れも憂慮されています。また、京都議定書で約束した地球温暖化対策としての二酸化炭素排出量の削減など、環境への配慮も叫ばれております。

天然ガスは石油に比較してエネルギー当たりの二酸化炭素排出量が少ないことから、排出量削減を実現するには石油から天然ガスへの転換が有効と考えられています。
2、メタンハイドレートはどんなところに出来るの?
メタンハイドレートが出来るには、十分な量の水とメタンガスが存在すること、そして、温度が低く圧力が高いことが必要です。地球上で水と過剰なメタンが存在し、かつ温度が低く圧力が高い場所として最初に挙げられるのが深海堆積物層ですね。

国際深海掘削計画による調査で、世界中の深海底からメタンハイドレートが発見されています。また、シベリアの永久凍土で覆われる高緯度地域の堆積物層などにも多く存在することが確認されています。近年、日本近海の南海トラフやカナダ〜アラスカ沿岸の海洋などで、資源化のための詳細な調査研究も進められています。


メタンハイドレート調査分布図


メタンハイドレートは天然ガスと違って、掘削しただけでは自噴しないことや経済的かつ安全に取り出すことが可能かなど、技術開発や環境への影響なども考慮クリアしなければなりません。

メタンハイドレートが近未来の資源となりえるか、人類社会にとって関心の高いエネルギー資源と地球環境という課題であるため、この資源開発には、総合的かつ重点的に研究や分析、調査が進められています。

メタンハイドレートに関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム

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