FUEL CELL

燃  料  電  池 (FC)

(FUEL CELL)

◆燃料電池とは、学校で習う水の電気分解の原理を逆反応させることにより、発生する電力と熱を供給できる装置のことです。 従来の燃焼型発電システムと異なり、原料(天然ガスなど)を燃焼させるのではなく、化学反応を利用して発生する電力と熱を供給するシステムです。家庭用電源から数百kW級コージェネレーション、果ては数万kWを目指す 大規模発電設備まで研究開発が進められています。近年、日本、米国、欧州、を中心とする多くの国々が積極的に国家プロジェクトとして、この燃料電池の実用化をめざしています。 そして現在、一部機種については市販や実証試験運転まで進められています。

◆燃料電池の優れた特長

発電の効率が高い
燃料電池は、電気化学反応によって燃料の持つ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換するため、エネルギー変換に伴って発生する損失が少なく、高い発電効率が得られます。

熱の有効利用ができ省エネルギー
反応の過程で発生する熱を有効に利用することが可能で、電気と熱を同時に発生するコージェネレーションシステムに最適です。投入した都市ガスのエネルギーの約40%が電気に、約40%が温水や蒸気になり、総合では約80%が有効に利用できる省エネルギーに優れた装置です。

環境にやさしい
発電の原理は水の電気分解の逆反応ですから基本的に生成される物質は水だけで、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)をほとんど発生しません。また、総合効率が高いので二酸化炭素(CO2)の発生も少なくなります。

街中に設置しても静か
基本的には電気化学反応で発電するためエンジンやタービンのように騒音・振動を発生するものがありません。空気を取り入れるファンなど付属の機器から発生する音ぐらいなので、他の発電装置と比べ極めて低騒音・低振動です。

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『ガス展』にパネルとともに展示された家庭用燃料電池

(参考出品)


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― 都市ガスと燃料電池 ―
●都市ガスというと、調理に使うガステーブルや暖房に使うガスファンヒーターのように 原料の天然ガスを燃焼させて、その高温の熱エネルギーを利用することが頭に浮かぶことでしょう。しかし、燃料電池は天然ガスを燃焼 させて熱エネルギーを生むのではなく、電気化学反応で電気エネルギーと熱エネルギーを生むという従来の都市ガスとはまったく異なる使い方をすること で、都市ガスの新しい有効な利用方法を提供するものなのです。

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最終更新日 : 09.01.30

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