種類による保存法の違い
おイモのおいしい季節
寒い冬は「ヤキイモ」、「じゃがバター」など、おイモのおいしい季節。しかし、種類によって保存方法はさまざまです。すこしでも長持ちさせて、おいしくいただきましょう。
代表的なイモの保存法
ジャガイモは、室温で湿気の少ないところに置いておけば、3〜4週間は保存できます。サツマイモは、寒さと水気に弱いので、夏でも冷蔵庫には入れません。湿気の少ないところなら、約1カ月はもちます。
ジャガイモやサツマイモを冷凍するときは、しっかりふかしたりゆでたりしたものを、熱いうちにつぶしてマッシュポテトにするのがいいでしょう。よく冷ましてから、1回分ずつをラップで平たく包み、冷凍します。凍ったら冷凍用パックに入れて保存します。また、短冊や櫛形に切ってフライドポテトにしてから冷凍するのも良い方法です。
サトイモや八つ頭は、乾いてひびが入ると鮮度も味も落ちます。泥付きのまま、湿らせた新聞紙に包んで冷暗所に置くと、1カ月くらいは保存できます。
ヤマトイモは、涼しいところならそのままでも比較的長持ちしますが、ラップに包んで冷蔵庫に入れるとさらに長持ちします。 冷凍するときは、すりおろしてとろろにします。冷凍用パックに1人前ずつ入れ、空気を押し出して平らにして冷凍します。食べるときは、冷蔵室または流水で解凍し、すり鉢ですりながら調味します。